NTTドコモは2006年1月23日,同社の公衆無線LANサービス「Mzone」の対応規格として「IEEE802.11a/g」を追加すると発表した。2月1日から,東京都内などに30カ所の対応エリアを設けてサービスを開始する。NTTドコモは,これまで「IEEE802.11b」規格(最大伝送速度は11Mb/s)を使ってMzoneのサービスを提供していた。今回の802.11a/g規格の追加により,対応エリアでは最大伝送速度が54Mb/sの無線通信が可能になる(利用料は従来通り)。NTTドコモは今後も順次,802.11a/gと802.11bの両方に対応したエリアを増やすとしている(1月23日発表)。