スパイウェア撲滅隊
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4製品の管理画面を1つに統合した
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 運用管理ソフト大手のコンピュータ・アソシエイツ(CA)は2006年1月20日,Windows向けデスクトップ・セキュリティ製品の新版3種類を出荷した。ウイルス対策ソフト新版「eTrustイージーアンチウイルス2006」と,迷惑メール対策ソフト新版「eTrustアンチスパム2006」,この2製品にスパイウェア対策ソフトと不正アクセス対策ソフトを加えたスイート製品「eTrustインターネットセキュリティスイート2006」をCAストア経由でダウンロード購入できる。2月3日には店頭出荷を始める。開発会社は米CA(旧Computer Associates)。

 新版では,eTrustインターネットセキュリティスイート2006を構成する4種類のソフト,(1)ウイルス対策,(2)スパム対策,(3)スパイウエア対策,(4)不正アクセス対策---の管理コンソール画面を統合した。4種類のソフトのうち,インストールしたソフトだけが管理画面上に表示され,機能を使えるようになる。従来は別々のソフトとして管理画面が分かれていた。管理画面を1つにまとめたことで,運用管理の負荷が減る。

 同日,同社は,スパイウエアの脅威と対策を啓発する専用サイト「noSpy.jp」を開設した。スパイウエアの存在を知らないユーザーや対策を施していないユーザーは多く,「国内では1台あたり平均して30前後のスパイウエアに感染している」(コンピュータ・アソシエイツ ビジネスディベロップメントディレクターの長谷一生氏)。啓発活動とともに,「eTrust PestPatrolアンチスパイウェア」で用いるスパイウェア定義ファイルの定期更新頻度も,従来の週に1回から毎日に変更した。

 新製品3種類,eTrustイージーアンチウイルス2006,eTrustアンチスパム2006,eTrustインターネットセキュリティスイート2006の店頭出荷に合わせ,キャンペーン・ガール「スパイウェア撲滅隊」がキャラバンを展開する。スパイウェア撲滅隊のスケジュールはnoSpy.jpで確認できる。

 新版3種類の税込価格は以下の通り。ダウンロード版は,eTrustアンチスパム2006が3980円,eTrustイージーアンチウイルス2006が1980円,4製品のバンドル・パッケージであるeTrustインターネットセキュリティスイート2006が6980円。店頭パッケージ版は,eTrustアンチスパム2006が5680円,eTrustイージーアンチウイルス2006が5680円,eTrustインターネットセキュリティスイート2006が8980円。ライセンスの更新価格はダウンロード版と店頭パッケージ版で共通で,eTrustアンチスパム2006が2980円,eTrustイージーアンチウイルス2006が1980円,eTrustインターネットセキュリティスイート2006が4480円。