ソニーは1月6日,携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応したモバイル向けノート・パソコン「VAIO type T」を発表した。ワンセグ受信機能を内蔵したパソコンの登場は初となる。ワンセグを採用した理由について「アナログ放送と比較して小さなアンテナでも安定した映像を受信できる。新しいパソコンの楽しみ方を提案できる」(ソニー)と説明する。
専用ソフトウエア「VAIO モバイルTV」を使って,ワンセグの番組を見られる。データ放送の受信や番組の録画もできる。チューナーはソニー製という。ワンセグは2006年4月1日から,東京,大阪,名古屋の3大都市圏を中心に開始する予定。現在は試験放送が提供されている。
ワンセグ対応のVAIO type Tは,同社の直販サイト「ソニースタイル」のカスタマイズ・モデル「VAIOオーナーメードモデル」として販売する。ワンセグ対応チューナーを内蔵したモデルの最小構成価格は17万4800円。1月26日から受注を開始する。