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三菱東京UFJ銀行が営業開始、「システムの滑り出しは順調」

2006/01/04
大和田 尚孝=日経コンピュータ
新銀行発足の記念式典に臨む三菱東京UFJ銀行の畔柳信雄頭取(左)、三木繁光会長(中)、沖原隆宗副頭取(右) 写真撮影:北山宏一
新銀行発足の記念式典に臨む三菱東京UFJ銀行の畔柳信雄頭取(左)、三木繁光会長(中)、沖原隆宗副頭取(右) 写真撮影:北山宏一
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 東京三菱銀行とUFJ銀行が合併して今年1月に誕生した三菱東京UFJ銀行は、1月4日午前7時にオンラインをスタートさせた。新銀行のシステムは、東京三菱銀行とUFJ銀行のシステムを相互接続した状態で稼働した。

 新銀行の発足を記念して、三菱東京UFJ銀行は1月4日の午前8時から東京・丸の内の本館で記念式典を開催した。テープカットに臨んだ畔柳信雄頭取は、「念には念を入れてシステム統合を進めてきた結果、今日の7時にシステムを無事稼働させることができた」と述べた。

 2004年7月に経営統合を発表した三菱東京UFJ銀行は、大きく2段階に分けてシステム統合を進めてきた。新銀行が発足する2005年10月に東京三菱銀行とUFJ銀行のシステムを相互接続する「Day1」フェーズと、2007年12月をメドに東京三菱のシステムへの片寄せを完了する「Day2」フェーズである。

 ところが2004年夏ごろ、金融庁からシステム相互接続のテスト不足を指摘され、2005年10月に予定していたDay1フェーズの切り替えを2006年1月に延期していた。今回、三菱東京銀行は3カ月遅れでようやくDay1フェーズの切り替えを成功させた格好だ。

 同行は休む間もなく、Day2フェーズの片寄せ作業を加速していかなければならない。Day2フェーズが完了するまでは、旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行の店舗で、提供商品やサービスを完全に統一することができないからだ。さらに、システム開発の難易度という点では、システムを相互接続するDay1フェーズよりも片寄せに伴う大規模なアプリケーション開発や事務手順の見直しを伴うDay2フェーズが上である。

 畔柳頭取はDay2フェーズについて、「すでに発足済みであるシステム統合推進の専門組織を中心に、稼働スケジュールなどの詳細を詰めていく」と話し、システム完全統合の完了時期についての明言を避けた。日経コンピュータの調べでは、Day1フェーズが3カ月遅れたことを受け、2007年12月に予定していたDay2フェーズの完了時期は、2008年6月前後まで延期になる公算が大きい。

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