NTT東西地域会社とスカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー!)の子会社であるオプティキャストは12月26日,光ファイバを利用した放送サービスの販売会社「オプティキャスト・マーケティング」を新たに設立したと発表した(写真)。
新会社は,オプティキャストが提供する多チャンネル放送サービス「光パーフェクTV!」を,東西NTTのBフレッツのユーザーに売り込む営業活動を事業主体とする。当初はマンション向けから始め,2006年春には一戸建て向けにも販売活動を展開する。「放送,IP電話,インターネットのトリプルプレイ・サービスを月額1万円以下で提供したい」(オプティキャストの齋藤達郎・代表取締役社長)。
新会社設立によって,オプティキャストは東西NTTのBフレッツのユーザーに販路を拡大できるメリットがある。東西NTTは放送サービスを含めた映像系コンテンツの調達にスカパー!の協力を仰ぐことができる。
オプティキャスト・マーケティングの払い込み資本は37億円で,オプティキャストが51%,NTT東日本が34%,NTT西日本が15%出資する。2006年2月から本格的な営業活動を開始する。