2005年も日経コミュニケーションのニュースをお読みいただき,誠にありがとうございました。年末年始の恒例となりました“2005年のニュース・トップ20ランキング”をお届けします。この機会に,まだお読みになっていない記事をチェックしていただければ幸いです。
2005年のアクセス数でトップになったのは,携帯電話事業参入を目指すソフトバンクの記事。記事が掲載された当時,ソフトバンクは800MHz帯の周波数割り当てを総務省に却下された直後でした。その後,紆余曲折(うよきょくせつ)を経て10月に1.7GHzの周波数帯の割り当てを受けましたが,当時は今後のソフトバンクの行く末に大きな注目が集まっていました。その関心の高さがアクセス数トップという結果に結びついたと推測できます。ソフトバンク関連の記事にはそれ以外も高いアクセスが集まりました。
2位に入ったのは,不正アクセスを受けていったん閉鎖した「価格.com」を運営するカカクコム社長の単独インタビューでした。このニュースは不正アクセスを受けた企業が,あえて不正アクセスの手口を公開しないという点に注目が集まりました。カカクコムの幹部が取材に応じることがなかった中,同社社長から生の声を聞けたことが高いアクセスにつながりました。これ以外にも,セキュリティ関連の記事がいくつも上位にランキングされています。
このほか,具体化する通信と放送の融合の動き(7位と10位)や,ウィルコムがユーザーを伸ばす一方でNTTドコモがサービス休止を決めたPHSを巡る記事(8位と19位),NTT電話を置き換える直収電話サービスに関する記事(9位と17位)にも高い関心が集まりました。
なお,日経コミュニケーションからのニュースは,2006年1月5日(木)から再開する予定です。2006年も日経コミュニケーションをご愛顧くださいますようお願いいたします。