リナックスのディストリビュータであるターボリナックスは12月12日、オフィス機器を販売するマウスコンピューター(MCJ)やきっとエイエスピー、シネックス3社とシンクライアントの販売で提携すると発表した。

 Windowsをインストールしたサーバー1台とTurbolinuxをインストールしたクライアント5台を1セットとして提供する。ユーザーは、きっとエイエスピーが提供するサーバー・ベースド・コンピューティング(SBC)構築ツール「GO-Global」を利用して、Turbolinuxを搭載したクライアントからWindowsで動作するアプリケーションをリモートで利用できる。

 各社の役割は、ターボリナックスがLinuxOSを提供、きっとエイエスピーがSBCシステム「Go-Global」の提供とサポート、シネックスがホストの開発支援と主要部品の購買、MCJがシンクライアントの販売や製品サポートを担当する。

 サーバーは、プロセサにPentium4 630、メモリーは1Gバイト、記憶装置として160Gバイトのハードディスクを搭載する。クライアントは、プロセサにCeleronD 335、メモリーは256Mバイト、記憶装置として80Gバイトのハードディスクを搭載。価格は、52万2900円(液晶モニター別)から。