The Apache Software Foundationは12月8日(現地時間),オープンソースのポータル構築フレームワークの新版「Jetspeed 2.0」を正式リリースした。2.0では,JavaポートレットAPI標準「Portlet Specification 1.0」(JSR-168)に完全に準拠した。

 ポートレットとは,ポータル・サイトを構成するコンポーネント。ユーザーは必要に応じてポートレットを組み合わせポータルサイトをカスタマイズできる。RSSリーダーやデータベース・ブラウザ,Wikiなど様々なポートレットが開発されている。

 2.0では,Portlet Specification 1.0の互換性テストキットにパスし,完全に準拠したという。ユーザー認証機能でLDAPをサポートしたほか,Jetspeed AJAX XML API,ポートレット・アプリケーションの自動でプロイメントなどの機能を備えた。

 Jetspeed 2.0は,公式サイトなどからダウンロードできる。