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マイクロソフト,公共施設やネット・カフェの共用パソコンを安全にする操作制限ツールを無償提供

坂口 裕一=日経Windowsプロ 2005/12/05 ITpro
画面1 一般のユーザーは管理者のプロファイル・データへのアクセスが制限されている
画面1 一般のユーザーは管理者のプロファイル・データへのアクセスが制限されている
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画面2 ゲーム・ユーザー向けの設定ではスタート・メニューのほとんどの項目が利用できなくなっている
画面2 ゲーム・ユーザー向けの設定ではスタート・メニューのほとんどの項目が利用できなくなっている
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 マイクロソフトは,不特定多数のユーザーが共用しても,安全にパソコンを利用できるようにするツール「Shared Computer Toolkit for Windows XP」(SCT)を無償で提供する。12月15日に同社のWebサイトからダウンロードできるようになる予定(該当サイト)。

 SCTをパソコンにインストールして管理者が設定すると「スタート・メニューで利用できる項目を限定する」「データを保存できなくする」「閲覧できるWebサイトを限定する」——など様々な操作を制限できる(画面)。さらに,ユーザーがOSやレジストリの設定をしたり,アプリケーションをインストールしたりしても,再起動すると元の状態に復元可能。ただし,ウイルス定義ファイルとWindows Updateによる更新内容は,復元しないように設定できる。

 これらの機能によって,図書館や学校,インターネット・カフェなど不特定多数のユーザーが共同利用するパソコン(Shared Computerと呼ばれる)でも,パソコンに不具合を生じさせないように運用できる。また復元機能によって,不正なアプリケーションやパスワードの入力履歴などがクリアされるため,不特定多数のユーザーが利用してもパソコンのセキュリティを確保できる。

 SCTを企業で利用すれば,情報漏えい対策にも役立てられる。SCTの設定内容は,「SCTSettings.adm」というテンプレート・ファイルとしても提供されるため,Active Directoryがあればグループ・ポリシーとして各種の操作制限をクライアントに適用することも可能である。

 動作環境はWindows XP Service Pack 2で,Home/Professional/Tabletの各エディションに対応する。復元機能を利用するために,1Gバイト以上の未割り当てのディスク領域が必要。

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