FOMAとフレッツフォンでのテレビ電話。映像画質はFOMA同志のテレビ電話接続の品質と同等
FOMAとフレッツフォンでのテレビ電話。映像画質はFOMA同志のテレビ電話接続の品質と同等
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IPテレビ電話端末の「フレッツフォンVP1000」
IPテレビ電話端末の「フレッツフォンVP1000」
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 11月29日、NTT東西が提供するIP電話サービスの「ひかり電話」でIPテレビ電話端末の「フレッツフォンVP1000」とNTTドコモの携帯電話端末FOMAとの間でテレビ電話を開始すると発表した。サービス開始は11月30日。

 ひかり電話は0AB~J番号を利用したBフレッツ向けのIP電話サービス。現行のサービスではひかり電話を利用したフレッツフォン同士の通話は音声のみの対応だ。今回のサービス開始により、ひかり電話によるフレッツフォンとFOMAとのテレビ電話、NTT東西各エリア内でのフレッツフォン同士でのテレビ電話が可能になる。フレッツフォンからFOMAへのテレビ電話通話料金は1分31.5円。FOMAからひかり電話へはNTTドコモが定める各料金プランのテレビ電話通話料が適用される。月額利用料、工事費は無料。ただし、ひかり電話の利用者でも申し込みを行わなければフレッツフォンでのテレビ電話は利用できない。

 NTT東日本は今回のサービスに関して「(今後のFTTHサービスの需要を考えると)ひかり電話のサービス拡充はひとつのテーマ。付加価値として今回のサービスを開始することで、ひかり電話の需要拡大を見込めると考えた」(ブロードバンドサービス部ホームソリューション開発部門アプリケーション開発担当友野勝彦担当部長)という。