デルは11月24日,同社のIAサーバー「PowerEdge」とLinuxディストリビューション「MIRACLE LINUX」のセット販売を開始した。またユニアデックスとも協業し,「MIRACLE LINUX V4.0」に関する有償のソフトウエア・サポートを販売する。

 セット販売はデルが2005年8月に開始したISVパートナー支援制度「デルISVアリーナ」に基づくもので,同制度の適用第1号となる。デルは同制度に基づきミラクル・リナックスに対しハードウエアを特別価格で提供,ミラクル・リナックスが動作検証を行う。「デルがMIRACLE LINUXをサポートし,動作を保障する」(デル 広報本部)。CLUSTERPROによるクラスタリング構成のデータベース・サーバー,Sambaによるファイル・サーバー,Net-ADMとQlocによるインベントリ管理システムとして販売する。

 ユニアデックスと協業し販売する,「MIRACLE LINUX V4.0」を対象とした有償サポートの名称は「Enterprise Support for MIRACLE LINUX」。

 セット製品および有償サポートはデルのWebサイトでの販売は行わず,デルの営業を通じて購入する形態になる。