日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は11月28日、同社の認定資格制度「HP認定プロフェッショナル・プログラム」のメニューを拡充することを発表した。UNIX(HP-UX)分野における仮想化技術やサーバー統合のスキルを含めた認定資格を追加する。

 新たな認定資格は、「システムエンジニア認定(certified systems engineer、以下CSE)」。日本HPはCSEを、これまであった、基礎的な認定資格である「システムアドミニストレーター認定」の上位資格として位置づけている。

 日本HPはCSEの認定開始に伴い、技術者向けの教育コースを新たに設置した。サーバーの物理/仮想パーティショニング、各パーティション間での動的なリソースの再配置などサーバー統合に関連するトレーニングを、実機を利用して実施する。今回のCSE認定の開始とCSE向け研修プログラムの設置によって、年間100名以上の仮想化やサーバー統合に詳しい技術者の育成を目指す。