アッカ・ネットワークスは11月24日,個人向けのFTTH(fiber to the home)サービスを12月1日から開始すると発表した。サービス対象は,USENグループのユーズコミュニケーションズ(UCOM)の光回線が入線されている集合住宅。アッカの中継網にUCOMが保有する光回線を接続し,アッカと提携するプロバイダを経由してサービスを提供する。

 サービス開始当初は,エヌディエスの「TikiTikiインターネット」のインターネット接続に対応。2006年3月からNTTコミュニケーションズの「OCN」,2006年春にはフリービットの「ReSET.JP」もメニューに加える。「ほかのプロバイダとも話し合いを進めている」(アッカ)。

 UCOMとの提携は5月に発表済み。この時点では「9月をメドに光インターネット接続サービスを開始予定」としていた。アッカは,当初予定より3カ月遅れた理由を「万全の体制を整えてからサービスを開始するため,各社とも準備に時間がかかった」と説明した。