富士通ソフトウェアテクノロジーズは2006年1月より、RFID(無線ICタグ)を使って人やモノの移動経路や特定場所の滞留時間を蓄積し、分析・管理できるアプリケーションパッケージ「LPS動態管理」の出荷を始める。販売は11月8日開始で価格は150万円から。

 「LPS動態管理」では内蔵電池で自身から電波を発するアクティブ型のRFIDを採用。指定した移動体の現在位置、移動経路、滞留状況などをブラウザーに表示する。移動経路を直線で表示するなど視覚的に状況を把握できるとしている。位置情報を蓄積したログをCSV形式で出力することも可能。

 同社では量販店やショッピングセンターなど各売り場における従業員の配置状況の把握、テーマパークなどにおける入場者の流れの把握などを適用例として掲げている。