NTTデータ イントラマートは11月7日,同社の「intra-martフレームワーク」に国産オープンソースDI(Dependency Injection)コンテナ「Seasar2」を組み込むと発表した。Seasarを組み込むことで,「生産性が従来の2~3倍に向上する」としている。

 Seasar2は,DI(Dependecy Injection)およびAOP(アスペクト指向プログラミング)と呼ばれる設計思想に基づくフレームワーク。コンポーネントのインタフェース定義と実装を分離することでシステムの保守性や生産性を向上させることができるという。会員100万人以上のサイトや,数十人月のプロジェクトなどでの実績がある。これまでに10万件以上ダウンロードされているという(関連記事)。

 「intra-martフレームワーク」はこれまでに1600社,3500本以上の販売実績がある。

 今後,NTTデータ イントラマートとSeasarの開発母体であるSeasarファウンデーションは,共同でのプロモーション活動などを行っていく方針。