写真 フュージョン・コミュニケーションズが「Skype Day in Japan」で公開している「FUSION IP-Phone “Multi-Gateway for Skype”」のデモンストレーション
写真 フュージョン・コミュニケーションズが「Skype Day in Japan」で公開している「FUSION IP-Phone “Multi-Gateway for Skype”」のデモンストレーション
[画像のクリックで拡大表示]

 フュージョン・コミュニケーションズは11月7日,ルクセンブルクのスカイプ・テクノロジーズが開発した無償のIP電話ソフト「Skype」との連携サービスを試験提供すると発表した。12月19日から「FUSION IP-Phone “Multi-Gateway for Skype”」として開始する。

 試験サービスは,フュージョンのIP電話サービス「FUSION IP-Phone」の付加機能として提供する。ユーザーは,Skypeへの転送設定をしておけば,050番号に電話がかかったときにSkypeで受けられるようになる。

 付加サービスを利用する際には,専用のクライアント・ソフトをインストールする必要がある。クライアント・ソフトには(1)Skypeがオンライン状態の際に自動でSkypeに着信する「Basic」,(2)自動着信だけでなく,Skypeのプレゼンス機能などに連動する「Advanced」,(3)複数のSkypeをまとめて設定できる「Administrator」−−の3種類がある。

 試験サービス期間中の,月額利用料は無料となる。商用サービス開始の時期や,商用化後の料金については,現在検討中としている。