マイクロソフトは11月4日,11月9日公開予定のセキュリティ情報ならびに修正パッチ(更新プログラム)の概要を発表した。それによると,Windowsに関するセキュリティ情報を1件公開するという。セキュリティ・ホールの最大深刻度は最悪の「緊急」なので,パッチが公開され次第,できるだけ早急に適用したい。

 セキュリティ情報と同時に公開される修正パッチは,Microsoft Update,Windows Update,Windows Server Update Services(WSUS)およびSoftware Update Services (SUS)から適用できる。ダウンロードセンターからも入手可能。

 公開予定のパッチは,適用後,マシンを再起動する必要がある。パッチが適用されているかどうかは,同社が公開しているツール「Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)」を使用して検出できる。

 同日,マイクロソフトは「悪意のあるソフトウエアの削除ツール」の新版も公開する予定である。同ツールは,Microsoft UpdateやWindows Update,WSUSおよびダウンロードセンターから利用できる。

 併せて,セキュリティには直接関係しない,優先度の高い更新プログラムもMicrosoft Updateなどで公開する予定である。Microsoft UpdateおよびWSUSでは2件,Windows UpdateとSUSでは1件,優先度の高い更新プログラムを公開する。

◎参考資料
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知