11月1日~2日に開催したNTTグループの次世代アクセス回線技術の展示会「つくばフォーラム2005」で,折り曲げられる光ファイバの新バージョン「曲げフリー光ファイバコード」が初公開された(写真1)。
折り曲げるだけでなく,束ねても光信号のロスが発生せず,現在のメタルの電話線並みに自由に扱える。NTTアクセスサービスシステム研究所(アクセス研)が開発を進めてきた曲げられる光ファイバはこれまで,「光カールコード」だけが公開されていた(写真2)。
アクセス研によるとこれらは2種類とも,早ければ2006年度中にも実サービスに投入されるという。光ファイバ工事の現場では,曲げフリー光ファイバコードとカールコードを用途に応じて使い分けることを想定している。