FFCは2005年10月26日~28日まで東京ビッグサイトで開催中のSecirity Solution 2005で,ローカルのドライブやネットワーク・ドライブに残っている個人情報を調べ上げるソフトウェアを参考出品した。
 
 仕組みは簡単。あらかじめ用意した名前や住所のキーワード・データが,指定したドライブの中にあるファイルに含まれるかを調べる。もし,「山田」や「東京都千代田区」などの語を含むファイルを見つけた場合はそのファイルをリストにする。
 
 現在はまだ開発段階。今後は管理サーバーから各端末にプログラムを配信し,リモートから社員のパソコンにある個人情報を含むファイルをリストアップできる製品に仕上げる。現在のところ検索できるのはテキスト・ファイルのみだが,製品出荷時にはPDF,Word,Excel,HTMLファイルなどにも対応する。2006年中の出荷開始を予定している。対象となるクライアントはWindows XP/2000,管理サーバーにはSQL Server 2000が動作するWindows 2000/2003 Serverが必要。なお,FCCは富士通と富士電機システムの合弁会社。