ライブドアの堀江社長も発表会場に登場
ライブドアの堀江社長も発表会場に登場
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 業務ソフトベンダーの弥生(東京都港区、平松庚三社長)は26日、今年末から来年初めにかけて、弥生シリーズの最新版と中規模事業者向け新製品を発売する、と発表した。販売パートナーの「弥生ビジネスパートナー(YBP)」による売り上げ拡大を狙う。

 まず、財務会計ソフト「弥生会計06」や給与計算ソフト「弥生給与06」など12製品を、12月2日に発売開始。さらに、1月末には中規模事業者向けの販売管理ソフト「弥生販売 NE 06」を発売する。

 弥生販売 NE 06は、最大20クライアントが同時に利用でき、複数の倉庫別の在庫管理も可能だ。価格は、マイクロソフトのSQL Server 2000を含む「with」版が99万7500円から、SQL Server 2000を含まない「for」版が84万円から。主に全国約500社のYBPを通じて販売する。YBPとなるためには、訪問対面販売を行うこと、マスターインストラクター資格を所有することなどの条件がある。弥生はNEシリーズの販売を、2006年度に5億円、2007年度に10億円を目標にしている。

 起業家を支援する製品として、弥生の親会社ライブドアの堀江貴文社長をイメージキャラクターにした「ホリエモンの企業家応援パック」も発売。発表会場には堀江社長も登場し、「弥生は小さな会社が大きくなっていく過程をサポートしつつ、一緒に大きくなっていく。5年、10年でSAPやオラクルと並ぶアジア発のブランドになると確信している」と語った。

 堀江社長は弥生とライブドアとの協力関係についても評価しており、「弥生のカスタマーセンターのノウハウやパッケージ開発のクオリティの高さをライブドアグループに取り入れていきたい」という。

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