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 情報セキュリティに関する製品やソリューション,サービスの展示会「Security Solution 2005」(日経BP主催)が10月26日,東京ビッグサイトで開幕した。出展社数は142。そのうち,100社以上が情報漏洩防止に関する製品/ソリューションを展示している。セキュリティに関する講演会「セキュリティ・ソリューション フォーラム」も同時開催。会期は10月28日まで。

 個人情報保護法の全面施行や相次ぐ情報漏洩事件を受けて,多くの企業が情報漏洩を防ぐための製品・ソリューションを展示している。例えば,不正コピーの監視やファイル流出を防止するための製品/サービスを集めた特設展示「ドキュメント ソリューション コーナー」が設置されている。

 また,情報が漏洩した場合に備えてネットワークを流れるデータを保存する「フォレンジック」製品や,不正アクセスを検知・遮断する「IPS(侵入防止システム)」製品を集めた特設展示「フォレンジック・IPSコーナー」も用意している。

 そのほか,メールによる脅威から企業ネットワークを守るための製品/ソリューションを集めた「スパム・フィッシング対策コーナー」を特設展示している。

 展示会に併せて,フォーラムも開催。識者やベンダーによる講演が3日間実施される。基調講演として,26日は総務省の大塚寿昭CIO補佐官,27日は牧野総合法律事務所の牧野二郎所長,28日はカーネギーメロン大学日本校の武田圭史教授による講演がおこなわれる。