Googleは10月12日,「Googleデスクトップ2」日本語版ベータを公開した。パソコン上のデータを検索できるほか,メール,ニュース,RSSやメモ,タスクリストを管理する機能もある。企業向けには設定を一元管理できる「Google企業向けデスクトップ」を提供する。いずれも無償で使用できる。

 デスクトップのツールバーに表示するほか,サイドバーとして表示できる。デスクトップ検索機能は,パソコン上のデータをスキャンしてインデックス化し検索する機能。OutlookやGmailなどの新着メールの通知,RSSフィード表示,ニュース,株価情報,天気予報,メモ,タスクリスト,画像のスライドショー表示管理といった機能も備える。

 「Google企業向けデスクトップ」は,一般ユーザーがアプリケーションをインストールできないようにしている企業向けにMSIベースのインストーラで配布し,設定を一元管理する機能を備える(関連記事)。

 「Googleデスクトップ2」および「Google企業向けデスクトップ」はWindows XPおよびWindows 2000で稼動する。いずれもGoogleデスクトップのサイトから無償でダウンロードして利用できる。

 開発者向けのAPIも提供されており「Todoリスト」など多数のプラグインが開発されている。開発されたプラグインはプラグインのページからダウンロードできる。APIはAPIのページから取得できる。