独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は10月12日「Lunascape2」,「T-Time5.5」,「秘文AEシリーズ」の3製品を「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2005」に選定したと発表した。

 「Lunascape2」は,IEのHTMLレンダリング・エンジンとオープンソースのMozilla Geckoエンジンを利用したタブブラウザ。両方のエンジンを切り替えて利用できる。RSSリーダー機能なども備える。Lunascapeの公式サイトから無償でダウンロードして使用できる。

 「T-Time5.5」はボイジャーが開発している電子ブック・ビューワ。電子ブックをjpge画像に変換することにより,パソコン以外の機器でも閲覧できるとしている。

 「秘文AEシリーズ」は日立ソフトウェアエンジニアリングが開発した暗号化ソフトウエア。文書が作成された際に自動的に暗号化して保存する。

 ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーは優れたソフトウエアを表彰する制度で今年が17回目。筑波大学 システム情報工学研究科教授 加藤和彦氏が選定委員会の委員長を務める。