マイクロソフトは9月28日,中小企業が社内の情報セキュリティ体制を自己診断するためのツール「マイクロソフト セキュリティ アセスメント ツール 日本語版」を公開した。マイクロソフトのサイトから無償でダウンロードできる。

 このツールは従業員が1000人未満の組織を対象に設計されている。ツールを実行し,社内のセキュリティ体制に関する質問に答えていくと,自社のセキュリティの安全度合いが点数化されてレポートされる。質問数はかなり多く,自動生成されるレポートの内容も充実している。セキュリティ対策上の問題点を指摘して,どのような対策を取るべきか提案もしてくれる。回答やレポートは,マイクロソフトに送信する必要はない。ただし,マイクロソフトに匿名で回答を送信して,自社の点数を業種や企業規模が似ている他社と比較できる。