企業向けウイルス対策ソフトベンダーのソフォスは15日、ゲートウエイで電子メールのセキュリティ対策を行うソフト「PureMessage for UNIX」を発売した。ウイルス対策だけでなく、スパムメールによるフィッシング詐欺対策に有効なソリューションとして売り込む。

　PureMessageは、送受信される電子メールの内容からウイルスやスパムの特性を検知して隔離。エンドユーザーのクライアントパソコンにウイルスやスパムメールが到達することを未然に防止する。1日数百万単位の電子メールをフィルタリングする処理能力を持ち、文字コードがUTF8であればすべての言語のメッセージを分析できるのが特徴だ。

　管理者がフィルタリングのポリシーを変更できるのに加えて、エンドユーザー自身が、フィルタリングで隔離された電子メールの件名を確認して、受信するかどうかを設定することもできる。ウイルス対策とスパム対策のどちらかを選んで導入することも可能。

　価格は、ウイルス対策とスパム対策を両方導入する場合に、1ユーザー当たり年間1740円（1000ユーザー）となっている。

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