ソニーは2005年9月14日,薄型テレビの新ブランド「BRAVIA」(ブラビア)の第一弾となる8機種を発売すると発表した。10月1日から順次,液晶テレビ6機種と液晶プロジェクションテレビ2機種を投入する。市場推定価格は液晶テレビの場合が40型で41万~55万円程度,液晶プロジェクションテレビが42型で約33万円である。いずれも地上デジタル放送とBSデジタル放送,CSデジタル放送の3波共用チューナーを搭載する。

 松下電器産業が「VIERA」(ビエラ)というブランド名で薄型テレビ事業を展開しているのに対して,ソニーはこれまで薄型テレビのためのブランドを設けていなかった。ソニーは今後BRAVIAという新ブランドを通じて,薄型テレビ事業の巻き返しを図る(9月14日発表)。