フェンリルは8月29日,タブブラウザSleipnir 2.00のbeta5をリリースした。beta5では,ポップアップ・ブロックとページ・ブロックを実装した。ページ・ブロックは特定のページを表示しないようにする機能。旧版Sleipnir 1.66では「禁止タイトル/禁止URL」と呼ばれていた。

 RSSバーで,既読サイトのアイコンが変化するようになり,既読管理が可能になった。そのほか,「最近閉じたページ」などの機能を実装。また,起動や全体的な速度を向上させたとしている。

 Sleipnirは,Internet ExporerのHTML表示エンジンとMozillaのGeckoエンジンを利用するタブブラウザ。2つのエンジンを切り替えて使用できる。バージョン1.66まで柏木泰幸氏が個人で開発していたが,柏木氏が2005年6月にフェンリル株式会社を設立し,バージョン2の開発を行っている。

 Sleipnir 2.00 beta5は,Seipnirの公式サイトから無償でダウンロードできる。