ネットマークスは9月12日,ユーザー企業のファイアウォール運用を代行して請け負うマネージド型サービスを開始したと発表した。セキュリティ専門ベンダーのラックと組み「Firewall24+」として提供する。

 Firewall24+は,ネットマークスが従来から提供しているファイアウォールの運用代行サービスに,ラックが提供中のセキュリティ監視サービスを組み合わせたもの。ネットワーク経由でネットマークスが稼働監視や設定変更を,ラックがワームなど不正プログラムのセキュリティ監視をそれぞれ実施する。

 ユーザー企業側にセキュリティ専任の担当者がいなくても,ラックがファイアウォールの入出力ログなどをリアルタイムで監視。ウイルスやワームなど不正プログラムによる社外からの攻撃や社内ネットワーク侵入の発見および,それらへの対処を早めることができる。

 なお,Firewall24+に対応するファイアウォールは米ジュニパー・ネットワークスの「Juniper Networks NetScreen」シリーズ。NetScreen-5,同25,同50で利用可能。同200への対応も予定している。利用料金は月額10万円程度から。これにはファイアウォールの利用料金を含まない。ユーザー側で対応ファイアウォールを用意してもいい。なお,2005年12月までに申し込んだユーザーは,導入時の初期費用を無料とする。