米Microsoftは先週開催された「TechEd Australia」で,Windows Vista用に「Freeze Dry」という開発コード名の新技術に取り組んでいることを明らかにした。これは,Windowsマシンがパッチを適用した時のリブート回数を大幅に減らす技術である。

 Freeze Dryの技術は,パッチ適用後にシステムが自動的にリブートしなければならないとき,「ハイバネーション・モード」のように,アプリケーションの状態を保存しておくことで,稼働していた全アプリケーションをリストアするというものである。

 Microsoftは開発コード名にクールな名前をつけるが,それがリリースされる時にはつまらない名前にしてしまう。Freeze Dryも「Microsoft Windows Application State Restoration Foundation」のような名称になるだろう。