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 OpenOffice.org日本ユーザー会は8月31日,オープンソースのオフィス・ソフトOpenOffice.org 2.0 ベータ2日本語版のリリースを発表した。OpenOffice.org日本ユーザー会のサイトなどから無償でダウンロードできる。現在Windows版,Linux版,Solaris版,FreeBSD版が公開されている。

 OpenOffice.orgは,オープンソース・コミュニティOpenOffice.orgが開発しているオフィス・ソフトで,Microsoft Excel,Word,PowerPointのファイルを読み書きできる。OpenOffice.org 2.0 ベータ2では,2005年3月に公開されたベータ1から多くの不具合が改善されたという。日本語版は,日本ユーザー会が品質確認テストを行った。

 今後は,2005年9月にOpenOffice.org 2.0 リリース候補版の公開が予定されている。正式版の公開は2005年内となる見込みという。

 またOpenOffice.org日本ユーザー会は約400ページの解説書「オープンガイドブック OpenOffice.org 2.0」の全文をまもなくPDF形式で公開することを明らかにした。この書籍はOpenOffice.org日本ユーザー会とグッデイが協力して作成した。グッデイから,有償での販売も行われる。2005年9月中旬発売予定で,価格は2980円。