日本SGIとセイ・テクノロジーズは9月,Linux対応の分散サーバー監視ツール「X-AIDER」を発売する。専用のコンソールや専用サーバーを必要としない点などが特徴。セイ・テクノロジーズのWindows向けサーバー監視ツール「BOM」のLinux版。LinuxとWindowsの混在環境でも使用できる。

 監視対象データがしきい値を越えた場合,ポップアップ・メッセージ,メール,SNMPトラップでの通知を行う。異常があった場合,サービスの起動や停止,サーバーのシャットダウンまたは再起動,あらかじめ設定したプログラムの実行などを自動的に行う。

 標準的な監視設定をテンプレートとして標準添付している。設定はGUI画面でドラッグ・アンド・ドロップで行うことができる。

 価格は,32ビットLinux対応版が12万8000円。