「うちはマーケティングができていないから、プラットフォーム事業の競争力が弱い」。昨年末に日本の大手IT企業の経営トップにインタビューした際、この経営トップは自らの弱点をそう評した。ここで言うマーケティングとは、特に商品企画力のことだ。多くのユーザー企業に共通の普遍的ニーズを発見して、日本だけでなく世界で通用する製品・サービスを生み出す。そうした取り組みが、米国などのIT企業と比べて著しく見劣りするというわけだ。
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