企業の「IT力」ランキングリコー、セブン&アイ、ローム…強い会社はここが違う
出典:2006年10月2日号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) IT戦略の立案・実行の仕組みや利用部門とのかかわり合いのレベルを、企業間で比較できないものか──。本誌は、ユーザー企業のITガバナンスを比べる“物差し”を作成。これを「IT力」と名付けた。この指標を使い、ユーザー各社のIT力を数値化することに挑んだのである。上場・非上場の有力企業178社から得た回答から作成したランキングとともに、上位企業の具体的な取り組みを紹介する。
IT戦略の立案・実行の仕組みや利用部門とのかかわり合いが、他社と比べてどれくらいのレベルにあるのか――。ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)やシステム部長が、自らの取り組みが進んでいるのかどうかを知るのは、極めて難しい。比較する「指標」が少ないからだ。
IT力を算出するため、「IT投資の管理」、「システムの全体最適化」、「品質・プロジェクト管理」、「ユーザー・サポート」、「IT部門の組織づくり」、「システム企画」、「運用・保守」といった七つの柱に関する質問を盛り込んだ調査票を作成。上場企業・非上場有力企業2223社に調査票を送付し、178社から回答を得た。そこからIT力を計算した結果が左の表である。 この特集の狙いは、IT戦略の優劣やシステムの先進性を単純に比較することではない。調査結果を基に、優れた取り組みをしている企業を見つけ出すことにある。 総合1位になったリコーは、システムの稼働後に、IT投資の成果を徹底して追いかけている。システムの作り放しを防ぎ、期待したIT投資の成果を確実に刈り取るのが目的だ。「システムの全体最適化」で1位のロームは、ビジネスの成長を見込んだ基幹系システムの拡張計画を策定。製品の受注から配送までのサプライチェーンが最適になるよう、システムの設計や開発・修整、運用・保守をすべて自社でこなしている。総合3位のセブン&アイ・ホールディングスは、セブンイレブンで働く店舗スタッフの情報活用ぶりをシステムで監視。店舗のオーナーに使いこなしを促している。 七つの柱ごとのランキングとともに、IT力が強い企業の具体的な取り組みを紹介しよう。 続きは日経コンピュータ2006年10月2日号をお読み下さい。この号のご購入はバックナンバーをご利用ください。 |
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