■課題:オンラインでノンバーバルコミュニケーションは図れるのか
向井は店舗の協力を得て、宴会を予約してくれた来店者の約3割を「おもてなし会員」登録にこぎつけることができました。しかも、Enishiページでは、おもてなし会員が家族と一緒に節分を過ごしている様子の写真や投稿がたくさん寄せられています。
「おもてなし会員」の反応も上々だわ。
接客係が恵方巻きの作法をデモンストレーションして見せたことが顧客の雰囲気や空気を和ませる効果があったって言ってたわ。
やっぱり、笑いや笑顔が、顧客の心を和ませ、顧客の行動や反応を得るために欠かせない要素って事なんだわ。
でも、笑いや笑顔で顧客の心を和ませることはオンラインでは無理だわ。オンラインで大切な「おもてなし」の要素はなんなのかな-。
せっかく店舗で一生懸命集めてくれた「おもてなし会員」、今度はオンラインで「おもてなし」をする番だわ。
そうだわ、「情報」だわ。顧客の心に響く「情報」を投げかけることが必要なんだわ。オンラインでも同じよ、情報を中心に「ノンバーバルコミュニケーション」の視点と、ノンバーバルの視点を加味したコミュニケーションシナリオ(おもてなしのシナリオ)を創ればいいんだわ。
「のっと日の出る “ふきのとう”」
昨年より少し遅いようですが野山の片隅に春が。
きさゆらぎつき(萌揺月)の風景はこちら。
こんな感じかしら。
「きさゆらぎつき」って何だろう?、クリックしてみようかなって想ってもらえるわ。
相手の想像力を刺激するようなメッセージを投げかけることはとても大切なことです。そのために言葉に擬音語や擬態語を使うことでノンバーバルな要素を加えることができます。
擬態語とは、事物の状態や身振りなどの感じをいかにもそれらしく音声にたとえて表した言葉です。メッセージが抽象的なもの言いになり、メッセージを生き生きと表現する効果があります。また、心像や心象を伝える効果があり、相手が親近感を抱く効果も期待できます。
でも、なんだかおかしいわ。小手先のテクニックだけじゃ顧客の心は揺り動かせないわ。
オンラインのコミュニケーションで大事なことはコミュニケーションテクニックじゃないわ。確かに、テクニックも必要だけど、テクニックだけでは相手の心を揺り動かせないわ。