まずはマンガで知ってみよう… |
こっちはウソなし…
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名前っておもしろいですよね。名前に「一」と書いて「はじめ」と読むだけでなく、名字に「一」と書いて「にのまえ」と読むこともあるそうです。「1」は「2」の一つ前だから「ニノマエ」。こう読ませようと名づけた人のセンスは凄いなと思います。
ここで解説する「午後一」は「ゴゴハジメ」ではなく、「ゴゴイチ」と読みます。「朝一」(アサイチ)から派生した言葉で、お昼休みの直後、午後の仕事時間の始まりのことを意味します。使い方は簡単です。「“午後一”で会議やるからプレゼンの準備しておいて」といった感じで、時間帯を表す言葉として利用します。
午後一番のことです!
午後一番と言われると、具体的には12時と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。一般には、官公庁や多くの企業がランチタイムを12時~13時としていることもあって、午後一を午後1時(13時)とするところが多いようです。とはいえ、ランチタイムをフリーにしている企業などでは、午後一が14時や15時の場合もあります。大事な会議を「午後一で」と指定されたら、具体的な時間を確認するようにしましょう。
「午後二」(ゴゴニ)という時間の呼び方もあります。午後一が午後一番の略であるように、午後二は午後二番の略です。「この仕事は午後二でやります」と言ったら、午後最初に取り掛かった仕事を終えて、二番目の仕事としてやるという意味です。
この場合、具体的な時間はたいていバラバラです。「午後二で会議やろうか」と言われたら、仕事の重さによって、14時から17時くらいまで時間の幅がありそうです。時間をきっちり確認しておかないと長い時間待つことになるかもしれません。
こんな裏用語も
時間を表す用語の中には、ほかに以下のようなものもあります。でも、決して使わないことを祈ります。
さて帰ろうかなと思ったところに「この仕事、今日中に頼むよ」と、どう見積もっても今日中に終わりそうにない仕事を与えられたら気をつけましょう。これは「徹夜してでも終わらせなさい」という命令を暗に含んでいます。今日中という言葉は翌朝の出勤時間までではありません。
同様に、今週中という言葉に「土日出勤してでも終わらせなさい」という意味を感じてしまったら気をつけてください。今週中とは金曜までであって、決して月曜の朝までではありません。
デスマーチ・プロジェクトに配属されると、いつのまにか残業や、徹夜、休日出勤に慣れてしまうことがあります。でも、それが普通ではないことだけは忘れないでください。毎日始発で帰って、午後に出社では仕事の効率も悪くなってしまいます。午後一はランチタイムのあとであって、出勤してくる時間ではありません。
どんなプロジェクトでも、時間はとても重要なリソースで、取り返しのつかないものです。「午後一」といったぼかした言い方で、大事なリソースを無駄にしないようにしたいものですね。
本日のまとめ |
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