Microsoftは米国時間9月20日午後,まもなく無料ウイルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials」の正式版をリリースすると,ベータテスターに知らせた。
同社は「Microsoft Security Essentialsの最終版が,今後数週間以内にパブリック公開される予定だ」と述べている。
Microsoftは,有料の「Windows Live OneCare」を打ち切ると発表したものの,同時に初の無料製品の提供を発表しており,その開発コード名は「Morro」になると2008年11月に明らかにしていた。
Microsoft Security Essentialsのパブリックベータ版は2009年6月に公開されたものの,公開後わずか1日で,目標とされていた7万5000人に達したためにダウンロード提供が打ち切られている。
個人的な感想としては,筆者は6月以来,複数のマシンで同製品を利用しているものの,他のウイルス対策ソフトウェアとは異なり,あまり目立たず,静かに(バックグラウンドで)大半の作業を進めるスタイルが気に入っている。しばしば同製品が稼動していることすら忘れてしまうのだが,数週間前にFacebook上の友人から「Koobface」ワームを送りつけられそうになった時,辛くも保護されて恩恵を受けたところである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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