カナダの通信機器メーカーでBlackBerryを開発するResearch in Motion(RIM)は,BlackBerry向けの新たなアプリケーションストアを,ラスべガスで開催される「CTIA WIRELESS」にて,4月1日に立ち上げる予定であると,今週に入ってBusinessWeekが報じている

 RIMの共同経営責任者(CEO)であるMike Lazaridis氏は,CTIA WIRELESSの初日に基調講演を行うことになっている。その壇上で,RIMは,新たなアプリケーションストアの正式発表を行うと見られている。

 BlackBerry向けのアプリケーションストアには,「BlackBerry App World」という名称が付される予定だが,その最初の構想は,2008年10月に明らかにされている。BlackBerry App Worldは,iPhone向けにAppleが提供している「App Store」に対抗すべく,各社から立ち上げられるアプリケーションストアのうちの1つである。Nokia,Google,Microsoft,Palmも,次々と独自のアプリケーションストア提供計画の発表へと踏み切った。

 Nokia,RIM,MicrosoftのOSを搭載するスマートフォンユーザー数は,iPhoneのユーザー数を上回ってはいるものの,Appleは,同社の「iTunes」ソフトウェアおよびミュージックストアと連動する,(App Storeでの)ダウンロード方式のソフトウェア販売に,目ざましい成功を収めてきた。App Storeでの提供を目指す開発者が殺到し,現時点でも,すでにApp Storeには,2万5000を超えるアプリケーションが並んでいる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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