MobileMeユーザーを狙ったフィッシング詐欺が発生している。

 MobileMeは電子メールや連絡先,カレンダー情報をコンピュータ,iPhone,iPodと自動的に同期する,Appleのサービス。米国時間2月11日付けのMacworldによると,同サービスのユーザーの手元には,Appleから送信されたように装った 電子メールが届いているという。メールにはクレジットカード決済のエラーが原因でMobileMeの契約を更新できなかったと書かれており,本物のサイトに似た偽サイトにログインして情報をアップデートするよう,ユーザーに促している。

 Macworldは,2008年8月にもMobileMeユーザーを狙った同様のフィッシング詐欺が見つかったと,指摘している。

 MobileMeユーザーだけでなく,オンライントランザクションをするすべてのユーザーは,金融情報の入力を求める電子メールのリンクをクリックしないこと,また安全性を向上させる目的で利用される「https」プロトコルが利用されているか,ウェブアドレスをよく確認することが求められる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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