世界中が「Windows 7」の公開を待ち構える中,Microsoftは「Windows Vista Service Pack 2(SP2)」も待機させている。

 現在Vista SP2はリリース候補(RC)版の段階にあり,Microsoftは米国時間1月28日,特定のテスターを対象にRC「エスクロー(第三者預託)」版の提供を開始した。

 ZDNetの寄稿者であるMary Jo Foley氏が入手した,テスター宛の電子メールには,1週間の新着情報に加えて次のように記されている。

 当社は,Windows Vista SP2および「Windows Server 2008」の次のマイルストーンとして,RCエスクロー版のダウンロード提供開始を発表できることを嬉しく思います。RCエスクロー版は「Windows Update」からダウンロードしてインストールできるほか,いくつかのパッケージオプションからも入手可能です。

 Vista SP2正式版の公開日については言及されていないが,エスクロー版の提供は正式版のリリースが近いことを示唆しているようだ。少なくとも,Windows 7のリリースより先になるのは確かだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

関連記事