「iPhone 3G」の発売が片付いたいま,Appleの2008年のロードマップ上の次の重要な出来事と見られている新型ノートPCに目を向けるべき時が来た。

 台湾のCommercial Times紙の記事(中国語で書かれているが,Digitimesが英訳)によると,AppleはノートPC向けプリント基板の注文数を前四半期から20%増量したという。

 Macの売れ行きが最近好調だが,その売れ行きは,通常の季節的パターンから予想される売り上げを上回る勢いだ。今四半期に新しいハードウェアの発売を予定していない限り,Appleがそのような大幅な増量を計画する可能性は低い。

 Appleが間もなく新型ノートPCを発表するのではないかと思わせる兆候がいくつか見られる。まず,若干タイミングは遅いが,IntelがノートPC用の新型プロセッサおよびチップセットを発売した。また,AppleInsiderは7月に入ってから,ある掲示板で掲載された新型MacBookの画像が本物であると確認した上で,デザインの刷新が間近であるとと報じた。

 またAppleは,新学期に向けた買い物シーズンを他のどのPC企業よりも重視している。同社は2007年に,学生らが一斉に大学に戻る直前の8月上旬に新型iMacを発表した。MacBookのデザインが最近大きく変更されていないことを考えると,MacBook ProやMacBook Airの外装であるアルミニウムをMacBook製品群に採用するにはいい頃合かもしれない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ