Appleは米国時間7月10日にiPhone/iPod touch向けのアプリケーション配布サービス「App Store」をオープンしたことに続き,既存のiPhoneユーザーには新しい「iPhone 3G」と互換性のあるソフトウェア「iPhone 2.0」へのアップグレードを用意している。

 MacRumors.comが10日に報じたところでは,まだ簡単にアクセスできるようにはなっていないものの,ファームウェアはAppleのサーバ上にあるという。

 Twitterユーザーによれば,同ソフトウェアのサイズは225Mバイトだという。ダウンロードはiPhoneユーザーなら無料,iPod touchユーザーの場合は9.95ドルかかる。

 既存のiPhoneおよびiPod touchユーザーはiPhone 2.0によって,11日発売のiPhone 3Gで利用できるソフトウェア機能へのアクセスが可能になる(ただし,3GインターネットアクセスやGPSを含むハードウェアアップグレードではない)。これにより,iPhone App Storeに用意されている500本を超えるサードパーティーアプリケーションを利用できるだけでなく,「Microsoft Exchange ActiveSync」にも対応するようになる。

 サードパーティーのアプリケーションには,ゲームや電子書籍からMySpaceやFacebookといった大手ソーシャルネットワークのiPhone版などがそろっている。FacebookやMySpaceのiPhoneアプリケーションでは,ソーシャルネットワーク上のアルバムに写真をシームレスにアップロードできるほか,FacebookではiPhone 3Gの位置認識機能により,どの友人が近くにいるかがわかるようになる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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