Appleは米国時間7月11日に迫ったiPhone 3Gの発売に向け,米国の店頭における混雑対策を明らかにした。約30人ずつのグループで応対するという(日本での対応についてはこちらを参照されたい)。

 同社のリテールチーフRon Johnson氏は7月8日に行われたBloombergのインタビューで,当日の開店は午前8時の予定だと説明した。各店舗にはオレンジ色のシャツを着た「コンシェルジュ」が配置され,「iPhoneベイ」に約30人ずつ案内し手続きを行うという。

 同社は2007年もほぼ同様の対策をとった。2007年は,サンフランシスコのダウンタウンにある店舗でiPhoneの購入客数十人ずつを1階と2階に交互に入れる措置をとった。また,購入時間を大幅に短縮するためアクティベーションは自宅でも行えるようにした。開店時には行列が街区を取り巻くように伸びたが,1時間後には通りから直接店に入ってiPhoneを買えるようになった。

 今回は周知の通り,店内でアクティベーションするよう変更された。同氏によると,購入手続きは10~15分で完了するだろうという。1時間に120~180人ということになるが,インタビューでは1時間に100人程度を予想していると述べている。

 発売初日にiPhone 3Gの購入を予定している場合,米国では,クレジットカード,社会保障番号,行政機関発行の写真付き身分証明書,ワイヤレスアカウント番号(AT&T以外を利用している場合)を用意すること。また,同社のiPhoneのページにある説明によると,信用調査に合格し18歳以上であることが必要。法人用のiPhoneはAT&Tの店舗へ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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