どのバージョンのWindowsでも,導入を見送る企業は存在する。しかし,それがIntelともなれば,話は別だ。
英国のThe Inquirerの現地時間6月23日付けの報道に続いて,New York Timesが米国時間6月25日,IntelのIT部門はアップグレードの「必要性を感じさせる状況」を見出せなかったと報じた。
「Windows XP」が発売されてから約7年経過しているにもかかわらず,顧客が7年前のテクノロジに固執しているとすれば,それはあまり好ましくない(公正を期して言うなら,XPは「Windows XP Service Pack 2」でかなり大々的にアップデートされたが,それでもすでに4年たっている)。
Microsoftは以前,企業はXPの時の2倍の速度で「Windows Vista」への移行を進めると予想していたが,その野望は縮小し,新しいOSのこととなると企業の導入曲線の長さについて語ることが多い。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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