米国時間6月17日に正式リリースされた「Firefox 3」だが,それから24時間も経たないうちに脆弱性が発見された。

 Tipping Pointの「Zero Day Initiative」によると,今回発見された脆弱性は危険度が高く,正式リリース後5時間以内に報告されたという。

 「この脆弱性はTippingPointのDVLabsで確認され,研究者から情報を入手した時点で,直ちにMozillaのセキュリティ担当チームに報告された」と,関係者は述べている。

 ベンダーが対策を取るまでZero Day Initiativeチームは脆弱性の詳細を明らかにしない。だが,ブログへの投稿によると,今回の脆弱性は「Firefox 2」にも影響し,ユーザーの操作を必要とするもので,悪用されると攻撃者に任意のコードを実行される恐れがあるという。

 Mozillaは現在,修正版の作成に取り組んでいると報じられている。

 Zero Day Initiativeは,脆弱性を発見した研究者に謝礼金を払っているとして,過去に批判を受けたことがある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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