ブラジルで人気のGoogleのソーシャルネットワーク「Orkut」で,コンピュータワームが広がっている,とブログSounds from the Dungeonが報じている。

 比較的無害なこのワームは,おそらくJavaScriptやFlashのコードを使い,ポルトガル語の新年のあいさつとともに,新しいスクラップブックのエントリをプロファイルに作成し,被害者の友人へと広まる。

 感染者の数は推定で最大40万人,とブログc0d3w12への投稿では述べられている。

 セキュリティサイトPacket Stormによると,Orkutに影響を与える脆弱性は米国時間11月8日に発見され,先週修正されている。ワームまん延の原因が同一の脆弱性によるものかは明らかではない。

 ValleyWagのブロガーは,「Googleはすぐに対応したようだ」と記し,「残念だ。Googleがワームのまん延を放置していたら,恐らくOrkutは一部米国ユーザーに初めて認知されることとなっただろうに」と述べた。

 Google関係者にメールでコメントを求めたが,すぐに回答は得られなかった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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