国際6団体が,スパムとの戦いにおいて情報とリソースを共有するために結集した。10月31日に発足したStopSpamAllianceは,世界規模での協力を奨励することを目的としたものだ。StopSpamAllianceに加盟している団体は,アジア太平洋経済協力会議(APEC),欧州連合(EU)のContact Network of Spam-enforcement Authorities(CNSA),国際電気通信連合(ITU),London Action Plan,経済協力開発機構(OECD),Seoul-Melbourne Anti-Spam Agreementの6団体という。

 StopSpamAllianceのウェブページには,アンチスパム法と施行活動,消費者と企業を対象とした啓蒙,スパム対応のベストプラクティス,国際協力活動などへのリンクがある。このイニシアティブは,チュニジアのチュニスで開催された2005年世界情報サミットと連携するものとなる。同サミットでは加盟国に対し,「スパムによる問題は重要でさらに大きくなっており,これに効果的に対処すること」を呼びかけていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ