写真1●アクティビティオーバービュー
写真1●アクティビティオーバービュー
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 統合デスクトップ環境「GNOME 3.0」で採用された、デスクトップ画面の新しいユーザーインタフェースです(写真1)。パソコン上のほとんどの作業のポータル(入り口)として機能します。

 デスクトップ画面の上部パネル左にある[アクティビティ]ボタンをクリックする、マウスカーソルをデスクトップ画面の左上に移動する、[Windows]キーを押す、のいづれかの操作でアクティビティオーバービューが開きます。アクティビティオーバービューは、よく利用するアプリケーション用のランチャー(起動用ツール)、開いているウィンドウの一覧またはアプリケーションのアイコン一覧を表示する領域、該当するアプリケーションを探すための検索ボックス、ワークスペース(デスクトップの作業画面)を切り替えるツールで構成されます。

 アクティビティオーバービューを使うことで、メニュー選択や文字入力などをある程度省略でき、タブレットPCのような指で操作する画面や、ネットブックのような解像度が低く小さいデスクトップ画面にも対応できます。