図1●通常のファイル入出力
図1●通常のファイル入出力
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 バッファーという一時保存用メモリーを介してアクセスする入出力方式です。

 ハードディスクなどの二次記憶装置は、主記憶に比べるとデータの入出力速度が大幅に遅いのが普通です。読み書き対象のデータを一時的にバッファーに置き、それに対して入出力処理を実施すれば、二次記憶装置の速度に左右されずに高速処理が実現できます。

 Linuxの場合、通常、主記憶上に確保されるバッファー「ページキャッシュ」を介してファイルにアクセスします(図1)。