写真1●LibreOffice。OpenOffice.orgと名称とロゴマークが違うだけ。写真は開発版のバージョン3.3ベータ1(英語版)。
写真1●LibreOffice。OpenOffice.orgと名称とロゴマークが違うだけ。写真は開発版のバージョン3.3ベータ1(英語版)。
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 オープンソースのオフィスソフト「OpenOffice.org」を開発する主要メンバーが設立したコミュニティ「The Document Foundation」から無償提供されたオフィスソフト。名前やロゴマークなどが変更されたOpenOffice.orgであり、暫定的に“LibreOffice”という名前が使われています(写真1)。
 OpenOffice.orgは、米Oracle社が買収した米Sun Microsystems社が10年間開発を支援してきたソフトであり、ブランド名などの商標権は、Oracle社が所有しています。
 そのため、名前の変更を余儀なくされています。The Document Foundationは、Oracle社に対して“OpenOffice.org”のブランド名の譲渡を呼びかけています。将来はOpenOffice.orgという名前に戻るかもしれません。