Linuxで標準的に使われるフリーのデバッグ用ソフト(デバッガ)。プログラムの動作をソースコードのレベルで解析できる。CやC++、Pascalなど、多様な言語に対応している。

 プログラムが正常に動作しないときにバグを発見したり、取り除いたりする際に活用されている。プロセスの状態やメモリー内容などの情報を基に変数を表示したり、ステップを一つひとつ実行してプログラムの振る舞いを再現したりするなど、さまざまなデバッグ機能を備える。

 GDBを起動するには、コマンドラインからgdbコマンドを実行すればよい。なお2010年3月18日には最新版のバージョン7.1がリリースされている。